あの人が亡くなってから毎日「ごめんね」を繰り返した
何度謝っても足りない
私はあの人を助ける事ができなかった
その瞬間、もし私が気づいていても助からなかったと医師は言ったが
それでも謝らずにいられない
それ以前に精密検査に行かせていれば異変が見つかったかも知れない
何より、あの人は私のために無理を重ねた結果
こんなにも早く旅立ってしまったのだ
私は一番大切なあの人をどうしてもっと大切にできなかったんだろう
「ごめんね」「ごめんね」
この想いが消える事は一生ないだろう