2010.09.30 宝物
あの人が急死してしまった時
兄弟もなく遠方の義父母も来られなかった為
近くに住む私の両親と姉の力を借り、すべての事を私が決め
現実とは思えないうちに慌ただしく見送った
数日後、寝不足と疲労で足下がふらつくのに気づき
これ以上迷惑を掛けてはいけない
私がしっかりしないとと
極力あの人の事を考えないようにして
寝る努力と食べる努力をした
それからいろいろな手続きと片づけに没頭し
3週間ほどで思いつく事はすべて終了したので休職していたパートに復帰した
職場の人達はみな優しく、仕事中は現実を忘れる事が出来たが
あの人が亡くなって丁度1ヶ月が経った日の夜
それまで我慢してきたあの人との思い出が一気に吹き出し
真夜中泣きながら書き続けた
文字にすると思いはつのり悲しみはいっそう深くなったが
あの人との思い出は何物にも変えられない宝物だと気づいた
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