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2011.03.15
3/11確定申告と地震①
休みをとって朝から確定申告に向かう
確定申告はこれまでも私がしていたが
今回は今までの申告と同じで良いのかわからず
変更がないだろうと思われる箇所以外は
計算と下書きのみを済ませ栃木市の商工会議所へ
途中、道路工事で渋滞にはまるも10時に到着
すでに駐車場は満車に近い状態ながら
第二駐車場の奥の方へなんとか駐車し
建物からはみ出した長蛇の列の一番後方に並ぶが
例年よりも気温が低く風も冷たい
待ち時間はどれくらいだろう
ひとりでは長いな…そう思う間もなく
「こんにちは!」と肩をたたかれる
振り向くと見知らぬ高齢の女性が微笑んでいる
反射的に笑顔で「こんにちは、寒いですね」と答えると
女性は「あらぁっーこんなに並んでるの?」と話してくる
それからはもう、知人のように話が続き
女性は義母と同じ84歳で昨年9/1にご主人に先立たれ
今は息子さん夫婦と同居していて
今日は和裁をされるお嫁さんに車で送ってもらった事や
以前はお店をやっていた事
今も自分で出来ることは何でもする事など色々お聞きしながら
(私もこんな風に明るく歳を重ねていきたい)と思った
女性は常に笑顔で悪口や愚痴を一言も言わなかった
途中、寒さを心配して
私が「場所を確保しておきますから
休憩所で座って暖をとってきて下さい」と申し出たが
彼女は「これも経験だから並んで待つわ」と言った
1時間半ほど並んだだろうか
私の順番が回ってきて「頑張ってね」と言われ彼女と別れた
さて、税務署の職員さんに用紙を見せながら
「主人が昨年亡くなりましたが
以前と同じ申告でよろしいですか?」と聞くと
職員さんは親切に訂正個所を説明して下さり
お陰でスムーズに清書出来て用紙を提出
今年は期待していなかったのに税金が戻るらしい
しかも私の分も別口で戻ると言うが
それには直接税務署での計算が必要との事で
税務署の地図を受け取り外へ出ると
女性が向かえの車を待っていた
「お母さん」とお声をかけると
「また会えて嬉しいわ」と言って下さり
少し話しているとお嫁さんの車が見え
「元気でね」「お母さんもお元気で」と別れた
予定外の税務署へと向かいながら
こんな事ならナビちゃん連れてくればよかったと後悔
栃木の街は古く狭い道が解りづらい
途中で路肩に車を止め地図をひっくり返しながらも
なんとか税務署へ到着し
目的の私の分の申告も無事完了
来年からの計算方法も教えて頂いたので次は自力で出来そうだ
この日の税金の戻りだけでパート2ヶ月分になった
期待していなかっただけに嬉しい
帰り道、最近覚えたセルフスタンドでガソリンと灯油を給油
ドラッグストアーにも寄ってお花や食料品を購入し家に戻る
遅めの昼食を食べてから洗濯物を取り込み
夕方、例外の親友が寄る事になっていたので
掃除機でもかけようかと思っていたら突然揺れだしたが
昔から震度3くらいの地震が多い地域の為
いつものようにやり過ごそうと思った
しかし今回の揺れはいつもと違っていた
とにかく激しい揺れが止まらないばかりか
テレビもPCも電気も一斉に消えた
とっさに花瓶に生けたばかりのユリを左手で抱え
もう片方の手で激しく揺れる柱時計を抑える
(いざとなると何をしたらいいのか判断出来ないようだ)
時計から手を離せないまま「早く止まれ」と祈っていると
バリーーン!!と大きな音と共にガラスが割れた
その時は何故ガラスが割れたのかもわからなかったが
突然、瓦が窓ガラスを割って飛び込んできたので
時計を抑えずコタツに座っていたら怪我をして居ただろう
確定申告はこれまでも私がしていたが
今回は今までの申告と同じで良いのかわからず
変更がないだろうと思われる箇所以外は
計算と下書きのみを済ませ栃木市の商工会議所へ
途中、道路工事で渋滞にはまるも10時に到着
すでに駐車場は満車に近い状態ながら
第二駐車場の奥の方へなんとか駐車し
建物からはみ出した長蛇の列の一番後方に並ぶが
例年よりも気温が低く風も冷たい
待ち時間はどれくらいだろう
ひとりでは長いな…そう思う間もなく
「こんにちは!」と肩をたたかれる
振り向くと見知らぬ高齢の女性が微笑んでいる
反射的に笑顔で「こんにちは、寒いですね」と答えると
女性は「あらぁっーこんなに並んでるの?」と話してくる
それからはもう、知人のように話が続き
女性は義母と同じ84歳で昨年9/1にご主人に先立たれ
今は息子さん夫婦と同居していて
今日は和裁をされるお嫁さんに車で送ってもらった事や
以前はお店をやっていた事
今も自分で出来ることは何でもする事など色々お聞きしながら
(私もこんな風に明るく歳を重ねていきたい)と思った
女性は常に笑顔で悪口や愚痴を一言も言わなかった
途中、寒さを心配して
私が「場所を確保しておきますから
休憩所で座って暖をとってきて下さい」と申し出たが
彼女は「これも経験だから並んで待つわ」と言った
1時間半ほど並んだだろうか
私の順番が回ってきて「頑張ってね」と言われ彼女と別れた
さて、税務署の職員さんに用紙を見せながら
「主人が昨年亡くなりましたが
以前と同じ申告でよろしいですか?」と聞くと
職員さんは親切に訂正個所を説明して下さり
お陰でスムーズに清書出来て用紙を提出
今年は期待していなかったのに税金が戻るらしい
しかも私の分も別口で戻ると言うが
それには直接税務署での計算が必要との事で
税務署の地図を受け取り外へ出ると
女性が向かえの車を待っていた
「お母さん」とお声をかけると
「また会えて嬉しいわ」と言って下さり
少し話しているとお嫁さんの車が見え
「元気でね」「お母さんもお元気で」と別れた
予定外の税務署へと向かいながら
こんな事ならナビちゃん連れてくればよかったと後悔
栃木の街は古く狭い道が解りづらい
途中で路肩に車を止め地図をひっくり返しながらも
なんとか税務署へ到着し
目的の私の分の申告も無事完了
来年からの計算方法も教えて頂いたので次は自力で出来そうだ
この日の税金の戻りだけでパート2ヶ月分になった
期待していなかっただけに嬉しい
帰り道、最近覚えたセルフスタンドでガソリンと灯油を給油
ドラッグストアーにも寄ってお花や食料品を購入し家に戻る
遅めの昼食を食べてから洗濯物を取り込み
夕方、例外の親友が寄る事になっていたので
掃除機でもかけようかと思っていたら突然揺れだしたが
昔から震度3くらいの地震が多い地域の為
いつものようにやり過ごそうと思った
しかし今回の揺れはいつもと違っていた
とにかく激しい揺れが止まらないばかりか
テレビもPCも電気も一斉に消えた
とっさに花瓶に生けたばかりのユリを左手で抱え
もう片方の手で激しく揺れる柱時計を抑える
(いざとなると何をしたらいいのか判断出来ないようだ)
時計から手を離せないまま「早く止まれ」と祈っていると
バリーーン!!と大きな音と共にガラスが割れた
その時は何故ガラスが割れたのかもわからなかったが
突然、瓦が窓ガラスを割って飛び込んできたので
時計を抑えずコタツに座っていたら怪我をして居ただろう
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