出会った頃のあの人は印刷屋に勤めていた
と言うより
印刷屋の社長から広告の仕事を自由にやらせて貰っていた

自分の会社を閉じ、前の奥さんと別居し
ワンルームに越してから見つけた仕事らしいが
以前からの顧客を抱えていたので成績は良くて当たり前だ
すぐに元の印刷屋を超える売り上げを上げたと聞くが

やっぱりいつものパターンで
欲を出した印刷屋の社長が最初の約束を反故にし
定額の給料にしてくれとかなんとか言い出して
嫌気がさしたあの人は会社を辞めた

私にとってあの人の仕事は何でも良かったが
いきなり漫画家になると言い
私のアパートに転がり込んで来たのには少々困った

以前、漫画(ヤングアニマル)で賞をとった
とは話していたが聞き流していた
賞をとったくらいでプロになどなれない
その頃、ちょうど化粧品関係の仕事を退社し
独立して訪問エステの仕事を始めたばかりの私の稼ぎでは
2人で食べて行くのは大変だった
仕事の機材や車を買ったばかりだったし

それでも、漫画で多少のお金を貰えるようになるまで
短期間だが
あの人がビジネスホテルでバイトしてくれて
なんとか暮らした
バイトに通うために中古車買っちゃったから
プラスになってたかは不明だけど(笑)

ホテルのアルバイト時代
時々、宇都宮のホテルで夜勤になる事があって
翌日には家に帰ってくるのに
電話で話していたら、どうしても会いたくなって
「逢いたい」って言ったら
「おいで」って言われて
真夜中に車を走らせ
何度か夜食の牛丼を届けに行ったのを思い出す

あの人も夜勤明けに寝ずに運転して
喜多方に1泊した事があった

なんだか、いつも車を飛ばしてた気がする
ふたりとも若かった



喜多方の想い出です
-喜多方-



1ヶ月だけランキングに参加します
応援して頂けたら嬉しいです
-FC2 Blog Ranking-






土曜日、出勤だって…
夕方病院の予約入れてるから2時間だけ出る事に
ホントは休みたかったけど
いつも休ませてもらってるから
人が足りない時くらいは無理しても出ないとね

土曜日は肉じゃが作ろうと思って
材料買ってきたのになぁ~

Secret

TrackBackURL
→http://akogareya.blog70.fc2.com/tb.php/275-4471964c