2010.11.28 桜肉鍋
昨日は予定通り、近所の奥さんを誘って南千住に行ってきた
助手席に人を乗せての長距離運転の為
寝不足してはいけないと前日早寝したのに
3時に目が覚めてしまった…(遠足の日の子供か?)

でも、そのお陰でクーラーボックスに飲み物を入れたり
墓前に供える庭の南天を用意できたので良かった

途中立ち寄った道の駅の自販機にも
幻の缶コーヒーがなくなっていたのが残念だったが
遠足気分でのドライブは楽しい会話が途絶えることなく
車内は終始笑い声が絶えなかった

昨日サボっていたナビちゃんも今日は快調で
ご機嫌よく目的地付近まで案内してくれたが
店は見えるのに駐車場が見つからない
やっと見つけた駐車場は満車
途中、お巡りさんにも尋ねたりしてあちこちグルグル回り
ようやく駐車場の空きを見つけて駐車するが、ここはどこ?
それでも親切な人に道を尋ねながら、なんとかお店に到着

http://www.sakuranabe.com/index.html

間口は狭いが歴史を感じさせる佇まいに少々緊張しながら扉を開けると、
店内の客席はほぼ満席状態
お店の人に「少々お待ち下さい」と言われ
取りあえず靴を脱ぎ、横の調理場?に目をやると
HPで見慣れた4代目(あの人の旧友)が肉をさばいている
仕事中に声をかけるのも申し訳ないし
かといって黙って居るのもおかしいと思いつつ
お店の人に小声で「ご主人に山崎が参りましたとお伝え下さい」と言うと
すぐに伝えてくれて調理場の小窓から
「はじめまして、ようこそ」とにこやかにご挨拶をして下り
扉越しに無事手みやげも渡す事が出来一安心
程なく席に案内された

メニューを開くが何を注文したら良いかわからない
隣の席の常連さんと思われるご婦人は単品のつみれのような鍋を食していたが
せっかく来たので、一通りの味が楽しめそうな「昼膳」を注文する

じつは生前何度かあの人に「中江に行こう」と誘われていたのだが
変わった食べ物が苦手な私は桜肉(馬肉)に興味を示さなかった
それは以前あの人に連れられて行った
益子で食べた牡丹鍋(猪)の印象が悪かったせいもある

未知の味に不安と期待を感じながらも談笑していると
馬刺、タルタルステーキ、おひたしの3種盛りが運ばれる
恐る恐る口に運ぶ…おいしい!
まったく癖がない、匂いもない、肉もやわらかい
お馬さん、今までのご無礼お許し下さい

その後、お鍋も美味しくて
「おいしいねと話しながら」
おひつのご飯を二人でお代わりして綺麗に平らげた頃
お店の人が「若旦那からです」と運んでくれたアイスは
最中の皮の上にサツマイモと抹茶のアイスが盛られ桜のおこしが乗っていた
「おいしそう~ありがとうございます」と遠慮なくいただいていると
中江さんが調理場の手を休めご挨拶にいらしてくれた
お互いにお礼と一通りの挨拶を交わし
「今日は新幹線で?」の問いに「車で」と答え
「お店探しより駐車場探しが大変でやっと止めた場所に無事もどれるかどうか」と答えると
「道案内より駐車場からのナビが必要ですね」と会話がスムーズだ
私のハンドルネームのイメージから、もっと体格がいいと思ったと言われ
「食べてるんですが燃費が悪くて」と答えると「虐待されてたのかと思った」と面白い
とどめに「これ、東京のかりんとうです」とおみやげを渡されて
(手みやげにかりんとうを持って行ったので)
私が「産業交流ですね」と答え笑った
そうそう、このテンポ!会話はこうでなくちゃ
初体験の桜肉鍋は想像以上においしくて
中江さんとも短時間だが初対面とは思えない楽しい会話が出来
大満足で店を後にした
桜肉鍋・中江の前にて
桜肉鍋・中江の前にて
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