2010.11.11 幼児期2
車中で眠った子供を起こさぬように家へと連れ帰った義父母は
見知らぬところで目覚めた子供が泣くのではないかと心配したが
目覚めた子供は泣くかわりに一言「ごはん」と言った
安心した義父母は大笑いしたと言う
急いで頼んだ出前の鍋焼きうどんを子供は夢中で食べ
お腹いっぱいになってまた眠った

子供はそのまま義母に懐き
いつも義母の後を付いて歩いて、姿が見えないと大泣きした


以前にも書いたが
あの人の名前の名付け親は宇野千代先生で
義母は若い頃に宇野先生のお宅で行儀見習いをして居た時期があり
先生にとても可愛がられていた
先日電話で義母とその話をしていたところ
義母は名付け親の件を知らなかったが(あの人が隠していた)
その変わりにあの人の名前の本当の読みを教えてくれた
「幹」と書いて「よし」と読むそうだ
義母の名前は「ヨシ」という
同じ読みでは紛らわしいからと「みき」と呼んでいたと言うが
これは偶然ではない
あの人と義母もまた生まれる以前から運命で繋がっていたのだ

※ 義母の話を中心に書き記してます
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